【バサクラ2026】初出場の藤田夏輝が首位奪還で優勝。2位も初出場の宮嶋駿介
2026年10月31日〜11月1日、利根川・霞ヶ浦水系で開催された「Basser Allstar Classic 2026」。初日に4100gで首位に立った藤田夏輝選手が、最終日は一時トップを明け渡しながらも、値千金の1尾で首位を奪い返し、終了間際にもダメ押しの800gを加えて頂点に立った。
ワイルドカード枠の宮嶋駿介が猛追、一時は首位に
大会の2日間は、いずれも朝方に強く冷え込んだ。プラクティス時より水温は下がり、選手たちはプラで得た情報をそのままでは使えない状況に置かれた。
2日目も朝方は気温8℃まで冷え込み、水温は会場周辺で15℃近くまで低下。朝は各所で反応が乏しかった。
そんな中、序盤に流れをつかんだのはワイルドカード枠から初出場した宮嶋駿介選手だ。将監川に入ると、パワーフィネスジグで1390gをキャッチ。その1本を皮切りに600g、970gを立て続けに追加し、10時過ぎには2960gでリミットメイクを果たす。初日の1440gと合わせて4400gとし、藤田選手の4100gを上回って暫定首位に立った。

これに続いたのが小森嗣彦選手。利根川のテトラ帯を中心に1110g、930gを積み上げれば、青木大介選手も北浦上流で1300gのキッカーをキャッチするなどしてリミットメイクを達成し、上位へ浮上した。
藤田夏輝に値千金の620g
上位陣が次々とウエイトを積み上げる一方、初日首位の藤田夏輝選手は10時を過ぎた時点でノーフィッシュ。
しかし11時前、霞ヶ浦・西浦エリアへ展開していた藤田選手に待望の瞬間が訪れる。初日から軸に据えてきたサイコロラバーのリアクションダウンショットに、値千金の620gがヒット。
この1尾によって2日間の合計ウエイトは4720gに達し、暫定トップに立っていた宮嶋駿介選手から首位の座を奪い返した。
単体のウエイトだけを見れば決して目立つ魚ではない。それでも、初日に築いたアドバンテージを最大限に生かし、流れを引き戻す1尾となった。

最後はネコリグでダメ押し
その後も後続の猛追は続いた。
小森嗣彦選手は900gをキャッチし、トータル4160gまで追い上げる。早い段階でリミットメイクを果たした伊藤巧選手は序盤こそ小型が目立ったものの、徐々にウエイトを伸ばし、970gの良型で入れ替えに成功した。青木大介選手は北浦から利根川の津宮エリアへ戻り、シェードを撃ち抜いてスコアを更新する。
しかし、藤田選手の築いた牙城は崩れない。さらに藤田選手は、初日に手応えを得ていたネコリグでリードを広げる。
初日の競技終了間際、利根川のテトラ帯でネコリグを試し、1本をキャッチしていた。迎えた最終日の終了間際も、佐原周辺にてヤミィ4.5のネコリグにダメ押しの800gがヒット。メインパターンのリアクションダウンショットを軸にしつつ、ネコリグでもアジャストしてみせた。
初参戦にして歴戦のトッププロたちを相手に、初日から主導権を握り、最後は首位を奪い返して頂点に立った藤田夏輝選手。太い主軸を持ちながら、状況に応じた次の一手も繰り出した試合運びは見事というほかない。今後のさらなる飛躍に大きな期待が寄せられる。

準優勝に輝いたのは宮嶋駿介選手。4度目の挑戦にしてワイルドカードを勝ち上がり、初参戦となった本戦の舞台で強烈なインパクトを残した。
3位には前年覇者の青木大介選手がつけた。2日間ともにリミットメイクを果たして王者の貫禄を見せつけたものの、もうワンサイズが出なかった。

FINAL RESULT
最終成績
藤田 夏輝
宮嶋 駿介
青木 大介
小森 嗣彦
伊藤 巧
赤羽 修弥
林 晃大
吉川 永遠
川村光大郎
藤田 京弥
金森 隆志
三原 直之
江尻 悠真
坂田 泰信
梶原 智寛
清水 盛三
今江 克隆
河辺 裕和
橋本 卓哉
小野 俊郎
草深 幸範
千藤 卓
早野 剛史※Total Weightは2日間の合計ウエイト。
2026年11月1日
